抗日戦争勝利80周年記念軍事パレードにおける数々の「初」を振り返る
2025-09-05
中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年記念大会が3日午前、北京の天安門広場で挙行された。盛大な軍事パレードによって、世界の人々と共にこの偉大な日を記念した。ここでは、9月3日の軍事パレードにおける数々の「初めて」を振り返ってみよう。
■4軍種・4兵種及び武装警察部隊隊列が初めて軍旗・部隊旗を掲げて登場
観閲を受ける徒歩隊列
今回の軍事パレードで最初に観閲を受けたのは13の徒歩隊列だ。人民の軍隊は全面的な改革深化を経て、新たな軍・兵種構成を形成。4つの軍種、4つの兵種、そして武装警察部隊の隊列が、初めて軍種旗及び武装警察部隊旗を掲げて、相次ぎ登場した。
■民兵隊列が抗日戦争勝利記念をテーマとする軍事パレードに初めて登場
全国の基幹民兵と一般民兵を代表して、新時代の民兵の風采を示す重責を担った民兵隊列が天安門広場を行進し、観閲を受けた。
観閲を受ける民兵隊列
この民兵隊列は全員女性民兵で構成。民兵が抗日戦争勝利記念をテーマとする軍事パレードに登場したのは今回が初となる。
■抗日戦争英雄模範部隊の栄誉旗80枚を掲げる戦旗隊列が受閲
抗戦英雄模範部隊の栄誉旗80枚を掲げる戦旗隊列が、歴史の栄光を担って観閲を受けた。
天安門広場を通過する戦旗隊列
観閲を受けた戦旗80枚は全軍各部隊から選定され、東・南・西・北・中の5大戦区、陸・海・空軍及び武装警察部隊を網羅。連隊・大隊・中隊の各級功勲栄誉部隊の代表で構成。
■最大規模の軍楽隊が抗日戦争勝利80周年軍事パレードに登場
演奏中の中国人民解放軍合同軍楽隊
将兵千人余りからなる合同軍楽隊が抗日戦争勝利80周年記念軍事パレードに登場した。新中国の軍事パレードの歴史において最大規模の軍楽隊が、新たな曲目・編成・配置で観閲を受けた。楽隊の配置においては、14列に整列することで中国人民の14年に及ぶ抗日戦争の歩みを寓意するとともに、80人からなる礼式ラッパ手によって抗日戦争勝利80周年を記念した。「人民網日本語版」
写真はすべて人民網日本語版より