深セン「湾区号」中老泰(中国-ラオス-タイ)コールドチェーン専用列車が初運航

2022-04-24

 4月21日11時、高らかに響き渡る汽笛の音を聞きながら、国内初の深セン「湾区号」中老泰(中国深セン-ラオス-タイ)コールドチェーン専用列車が深セン平湖南国家物流ターミナルから出発した。麦芽、野菜やお菓子等計64TEUの貨物を満載した同列車は、モーハン、ラオス・ビエンチャン経由で、7日後にタイに到着する予定である。その後、タイの熱帯フルーツが同列車に積み込んで、鉄道道路連絡輸送によって中国大陸部に輸入される。

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  写真:深セン特区報提供

 この華南地区初の「中老泰」コールドチェーン往復列車はグレーターベイエリアとASEAN地域間の国際コールドチェーン物流ルートの正式的な開通を意味している。

 中老(中国-ラオス)鉄道は2021年末に開通・運行されてから、貨物輸送の需要も盛んでくる。元の海運や道路による輸送方式と比べ、中老鉄道のコールドチェーンは効率、安全、コスト等の面で優位性をもち、市場の将来性が期待できる。

 業界関係者によると、RCEP協定の正式な実施に伴い、中国とASEAN間の経済貿易往来がより密接になり、物資の移動がより頻繁になり、国境を越える物流ルートに対する需要もより切実なものになるという。深セン「湾区号」中欧(中国-ヨーロッパ)鉄道は、高効率で安定した国際コールドチェーン物流新ルートの構築を続け、中国・ASEANの繋がりと中国・ASEANの経済貿易協力に発展の新たな原動力を注ぎ込んでいる。「深セン市政府ポータルサイト」