世界最大級のコンテナ船が塩田に初入港!

2022-04-07

 3月23日、「立賛」船が塩田国際コンテナターミナルに無事停泊したことで、塩田港区を寄港地とするエバーグリーン・マリン(長栄海運)初の東南アジア航路「CPH」が正式に開通した。この航路は塩田発フィリピン・セブ港への初の直行航路であり、フィリピンやベトナムなどの貨物輸出入貿易をより便利なものにする。

 今回の「ゼロの突破」は重大な意義を持っており、塩田国際コンテナターミナルとエバーグリーンは今後も引き続き提携を強化し、塩田港区の世界レベルのハブ港の優位性に基づき、RCEP域内貿易ルートの建設を後押しする。

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  写真:深セン交通提供

 また3月27日、塩田国際コンテナターミナルでは、エバーグリーンが新たに建造した10隻の24,000TEUクラスの超大型コンテナ船の一つである「長為」船の初の到着を出迎えた。

 同船は現在世界最大級のコンテナ船で、全長400m、幅62m、デッキ面積はサッカー場4面分近くあり、現役の世界最大の航空母艦よりも63m長く、積載可能なコンテナをつなぐと端から端までの長さが深センから広州までの距離に相当する。

 「長為」船はエバーグリーン・マリンヨーロッパエクスプレスを運航しており、このエクスプレスは華南地域では塩田国際コンテナターミナルのみを寄港地としている。塩田港区を出港後、「長為」船はヨーロッパに向けて航行する。

 超大型船舶の最優先寄港地としての塩田港区は、水深約18m、幅475mの航路を持ち、20万トン級船舶の全天候・双方向運航が可能である。天然の深海条件、先進的な埠頭施設、効率的なオペレーション能力により、塩田国際コンテナターミナルは世界の超大型船舶を絶えず魅了し続けている。

 市交通運輸局は港湾企業の全面的な感染症予防・抑制を統一して調整するうえで、運輸ルートの円滑化を目的とするさまざまな措置を講じ、産業チェーンとサプライチェーンの安全・安定保障を支援している。「深セン市政府ポータルサイト」