深圳と香港、共通交通系ICカードを発行 本土327都市で利用可能

2023-09-07

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8月30日、深圳市で開かれた深港一卡通の運用開始式。(深圳=新華社記者/毛思倩)

 中国広東省深圳市で交通系ICカードを発行する深圳通が香港特別行政区の八達通卡(オクトパスカード)と共同で発行する「深港互通行卡」(深圳・香港相互通行カード)が8月30日、正式に運用を開始した。香港と本土327都市の公共交通機関の相互利用が可能となる。

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8月30日、深圳市で行われた発表会で深港一卡通を見せるスタッフ。(深圳=新華社記者/毛思倩)

 「深港一卡通」とも呼ばれる同カードは、1枚のチップに人民元と香港ドルの二つの通貨が組み込まれており、チャージシステムは香港ドルが八達通、人民元が中国交通運輸部の技術標準を採用している。

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8月30日、深圳通と八達通卡が共同で発行する深港互通行卡。(深圳=新華社記者/毛思倩)

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8月30日、深圳市福田駅の地下鉄改札機前で深港互通行卡を見せる人。(深圳=新華社記者/毛思倩)

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8月30日、深圳市福田駅の地下鉄改札機で、深港互通行卡を使って改札を出る人。(深圳=新華社記者/毛思倩)

(深セン市政府ポータルサイト)