人気集める「港珠澳大橋」観光、4ヶ月足らずで観光客数が10万人超
2024-04-15
「港珠澳大橋(香港・珠海・マカオ大橋)」の出入境検査所の統計によると、昨年12月15日に試験運用が始まってから現在までの4ヶ月足らずの間に、橋を観光するためにやって来たツアー客はすでに2400団体以上で、観光客数は10万人以上に達している。環球時報が各社の報道をまとめて報じた。
「港珠澳大橋」は、広東省と香港・澳門(マカオ)特別行政区が初めて共同で建設し、橋とトンネルを組み合わせた海上交通としては世界最長となる超大型海上橋で、全長55キロに達する。鉄骨構造としても世界最長の同橋を観光スポットとする観光ルートは、香港特区、珠海、澳門特区の通関地の間に位置している。香港特区メディアによると、「港珠澳大橋」観光の所要時間は約140分で、珠海公路通関地を出発して、ヨットの帆のようなデザインの「九洲橋」、イルカのようなデザインの「江海橋」、「中国結び」のようなデザインの「青州橋」からなる3つの斜張橋を至近距離で観光し、最後に香港特区に最も近い人工島「藍海豚島」を観光する。2018年に「港珠澳大橋」が開通して以来、藍海豚島を観光できるよう一般向けに公開されるのはこれが初めてのことだ。港珠澳大橋の出入境検査所の関係責任者によると、橋の観光に来る観光客は、「家族旅行」と「親子旅行」がメインで、中国全土の28以上の省・市、及び地域から観光客が訪れている。(深セン市政府ポータルサイト)