多種類の生物と美しい深圳を互いに守らせる
2021-05-27
最近、市生態環境局は「深圳市生物多様性白書」を発表しました。これは全国初の都市生物多様性白書です。現在、深圳には国の重点保護種109種が記録されており、本土の野生維持と管理の植物は1916種、本土の陸地域には野生脊椎動物585種、広東省の野生動物種の5割を超え、仙湖蘇鉄、桫桫ヘゴ、黒顔クロラヘラサギなどの希少動植物が安らかに生息している。
生物多様性は都市の生態系を維持し、居住環境を改善する上で重要な意義がある。生物多様性は深圳のために安定した生態系を構築し、経済効果と生態効果を生むと同時に、この都市の魅力を高める。深圳紅林湿地公園は中国唯一の都市区に位置する国家級自然保護区であり、極めて高い生態価値を持ち、また希少な絶滅危機水鳥の重要な生息地でもある。毎年十万羽近くの渡り鳥がこの越冬または休脚し、生態循環の一部として、豊富な生物群落が黙ってこの生態環境を安定させている。
豊富な野生動植物資源の背後には、深圳市政府が生物多様性保護に対して高度に重視し、積極的に実行している。都市建設用地が急激に拡大し、植生が減少し、種の数が減少したため、深圳は一連の湿地修復活動を展開し、湿地生態系の総合機能を高め、都市、鳥類と人間の自然のきずなを構築した。近年、深圳は積極的に高度都市化地区の生物多様性保護ルートを探求し、前後に多くの制度を導入し、約24%の陸地面積を生態保護赤線案に組み入れ、3つの国家級の種質資源保護センターと初の国家級遺伝子バンクを創立し、生物多様性保護プロジェクトを実施し、科学普及教育と社会宣伝を幅広く展開し、生態文明理念を伝播している。
今、緑豊かな深圳湾、豊富な湿地、十分な道路緑化が生態にやさしい住みやすい環境を作り出し、初めて訪れる観光客にも深い印象を残している。特区の創設当初、深圳の緑化のカバー率は10%しかなくて、2つの公園だけあったが、長年建設を経て、深圳市の森林面積は78816.39ヘクタールに達して、森林のカバー率は39.78%で、約3万種があって、12つの湿地公園はこの土地を飾っている。美しいシンセン絵巻が西から東へと広がり、人と自然との調和と共生の新たな枠組みを形成している。
「緑の水の青山は金山銀山である」と深圳は習近平の緑の発展理念を積極的に実践している。ここ数年来、市委員会と市政府は「美しい深圳の建設」を明確に打ち出し、「率先して人と自然の調和と共生の美しい中国の手本を作り上げる」という発展目標を確立した。今年は「14・5の計画」が始まった年で、深圳は引き続き生態優先、保護優先を堅持し、生物多様性保護活動を新たな征途に向かわせ、より多くの「美しい建設」実践サンプルを提供する。(深圳新聞網 王容)