「深セン蛇口-広州新塘」の複合港が正式に運用開始

2022-06-27

    6月22日、ケーブルを積んだコンテナが広州市新塘埠頭で通関手続きを終え、フィーダー船で深セン市蛇口港に輸送され、国際貨物船でオーストラリアに輸送されていった。「深セン蛇口-広州新塘」という複合港の航路は「大湾区(グレーターベイエリア)複合港」の20番目の航路であり、今年に入ってから開通した5番目の航路でもあるという。今年に入ってから「大湾区複合港」プロジェクトの輸出入取扱量は累計10万TEUを超え、前年同期比5.2倍増となった。

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写真:深セン特区報提供

 深セン税関はグレーターベイエリアにおける物流要素の急速な流通を積極的に推進し、広州、黄埔、拱北税関と連携して港コードを共有することにより、申告・検査手続きを一度に完了させ、ブロックチェーン、モノのインターネット(IoT)などの技術に基づいて全過程の監督管理を展開している。また、ハブ港と支線港の運行を一体化させ、貨物がグレーターベイエリアの各埠頭間で「全天候」対応の水路輸送を実現することを通じて、対外貿易の安定と質の向上を促進し、輸出入の円滑化を希望する企業のニーズを解決する。「深セン市政府ポータルサイト」