深圳開発ロボットは婦人科手術のための臨床試験を開始

2021-09-14

  深圳のある会社が開発した内視鏡手術ロボットはすでに病院の婦人科で臨床試験を開始している。これは国内の手術ロボット業界の突破を示している。

  このロボットは深圳Edge医療ロボット有限公司によって製造され、専門の研修を受けた医師が伝統技術より正確で制御可能な操作を行うことができる。ロボットの手術は手術の傷を減らし、患者の回復を加速させることもできる。

  この実験は北京中国人民解放軍総病院と中国中部河南省鄭州大学第一付属病院で行われていた。

  Edge Medical最高経営責任者の王建臣氏によると、ロボットの補助手術は医療技術の大きな進歩だという。しかし、技術のボトルネックのため、国内の手術ロボット業界は長い間、海外の製品が主導してきた。

  手術ロボットは少数の病院の産婦人科にしか適用されない。多くの患者は高いコストを負担できず、ロボットの手術の中国での発展を妨げている。

  鄭州大学第一付属病院の婦人科医の季梅さんによると、中国の自主開発の手術ロボットは海外の同業者に比べてコスト効果が高く、初級医療保健の分野で大きな普及の可能性があるという。

  中国人民解放軍総病院の婦人科主任孟元光さんも彼女の意見に賛同した。孟氏によると、手術用ロボットは基層病院の能力向上に重要な役割を果たし、医師により多くの患者により良い医療サービスを提供できるようにする。

  孟氏は、手術用ロボットは他の分野に広く応用され、普通の外科と胸外科を含むと述べた。(深圳日報)